萬劇場とは?
東京都豊島区大塚で設立30年を迎えた小劇場です。
キャパ120~130人。年間40~50の公演を上演頂いています。
萬劇場は、劇場費と電気代、オプション備品使用料(使用した場合のみ)を、
利用団体様から頂いています。
電気代はメーター計算で1日ごとに算出していますが、大半の団体様が採算ぎりぎりの公演をされている状況のため、電気代の割引サービスを行っています。
しかし、電気代の高騰と、近年の気象変化によるエアコン使用量増加で、劇場電気代がかつてなく高額になり、割引を継続することが厳しくなってきました。
<参考データ>
2024年8月
契約電力 68KW
最大電力 68KW
使用電力量 16.089KWh
日本テクノ料金 \482.049 団体負担額 ¥281,490
割引サービス額(劇場負担) ¥200,559
計482,049
団体様の負担額を増やすという方法はありますが、私たちの思いとして、それは可能な限りしたくありません。
なぜなら、多くの団体様が、良くて採算ぎりぎりという公演を打たれており、公演予算で劇場への支払いが占めるウエイトが一番大きいからです。
ですから萬劇場は、過去10年以上、利用料の値上げをしていません。
コロナ禍では、表現の場がなくならないようにと、多くの方々が赤字覚悟で劇場公演を行って頂きました。
利用団体様主導で、劇場応援クラウドファンディングも実施して頂きました。
そして、コロナ禍後も、かつてのお客様が小劇場に戻っていないと言われる状況下で
劇場公演を打ち続けれている皆様のおかげで、今があります。
そうした皆様へのサポートとして、電気代の割引を継続したいと考えています。