萬劇場は演劇やその他各種エンターテイメントを支援することで、少しでも日本の文化芸術の発展と継続の力になれればと考えています。
その一環として、当劇場使用団体さんへの電気代の割引を継続したいと考えています。
昨年、一回目の電気代割引サービスを継続するためのクラウドファンディング
を実施させていただき、目標金額200万円に対し、ご支援者様100名、総額653,000円のご支援をいただきました。
おかげ様で、電気代負担の大きな夏8月まで、ご支援額を原資とした割引サービスを継続することができました。改めてお礼申し上げます。
9月以降、原資なしで割引サービスを継続して参りましたが、暖房費のかかる冬となり、
第2回電気代割引サービスを継続するためのクラウドファンディングを呼びかけさせて頂く運びとなりました。
萬劇場は、劇場費と電気代、オプション備品使用料(使用した場合のみ)を、
利用団体様から頂いています。
電気代はメーター計算で1日ごとに算出していますが、大半の団体様が採算ぎりぎりの公演をされている状況のため、電気代の割引サービスを行っています。
しかし、電気代の高騰と、近年の気象変化によるエアコン使用量増加で、劇場電気代がかつてなく高額になり、割引を継続することが厳しくなってきました。
<参考データ>
2025年1月
契約電力 68KW 最大電力 68KW
使用電力量 8.766KWh
日本テクノ料金 \402.557 団体負担額 \175.350
割引サービス額(劇場負担) \102.976
計278.326
2025年7月
契約電力 65KW 最大電力 65KW
使用電力量 13.765KWh
日本テクノ料金 \402.557 団体負担額 \205.986
割引サービス額(劇場負担) \196.566
計402.552
団体様の負担額を増やすという方法はありますが、私たちの思いとして、それは可能な限りしたくありません。
なぜなら、多くの団体様が、良くて採算ぎりぎりという公演を打たれており、公演予算で劇場への支払いが占めるウエイトが一番大きいからです。
ですから萬劇場は、過去10年以上、利用料の値上げをしていません。
コロナ禍では、表現の場がなくならないようにと、多くの方々が赤字覚悟で劇場公演を行って頂きました。また、利用団体様主導で、劇場応援クラウドファンディングも実施して頂きました。
そして、コロナ禍後も、かつてのお客様が小劇場に戻っていないと言われる状況下で
劇場公演を打ち続けれている皆様のおかげで、今があります。
劇場は、そこに集い、表現する方々がいなくなってしまえば、ただの入れ物に過ぎません。
多くの団体様を応援するために、電気代割引サービス継続をご支援賜りますよう、お願い申し上げます。
目標金額 100万円 目標額に達しない場合も成立。或いは目標額を超えた場合も、期間
内は継続します。
使用用途 皆様からの募金は、各利用団体様の電気代割引サービスの原資とします。
電気代が暖房で高くなる12月から2月、次は冷房で電気代が高くなる
6月から9月を中心に。2026年秋までの割引サービスを継続することができる
見込みです。
萬劇場とは?
東京都豊島区大塚で設立30年を迎えた小劇場です。
キャパ120~130人。年間40~50の公演を上演頂いています。

