活動情報詳細
6月13日
近年、舞台のチケット価格が高騰しているという声が多く聞かれます。
私自身も、学生時代に小劇場で2,000円台で観劇できた経験を思い出すと、現在の5,000円以上の価格設定には驚かされます。当時は、ナイロン100℃の本多劇場公演も4,200円で観劇できたことを覚えています。大人計画の公演も、世田谷パブリックシアターで4,300円で観劇できたものです。当時の俳優やスタッフの方々は、どのように生計を立てていたのかと不思議に思うほどです。
確かに、物価は当時より上昇している可能性もありますが、キャストの出演料も現在のように高額ではなかったのではないでしょうか。私自身、20歳の頃に小劇場に出演した際には、チケットノルマが50枚、その代わりチケット代は2,500円でしたが。
舞台をする為に、バイトをして、舞台が終わるとお金は残っていません。
舞台には、劇場費、稽古場代、スタッフの人件費、舞台装置費、キャストの出演料、制作費など、固定費が多数発生します。中でも、舞台装置費とキャストの出演料は、近年大きく増加した項目と言えるでしょう。装置費と出演料は、当然ながら支払うべきものだと考えています。少なからず、私と同じ経験はして欲しくないと思うからです。
では、どうすれば良いのか。
資金を集めるしか無いと思いました。
私たちの団体は、グッズ販売で収益を上げることを目的としていません。
今回、助成金の申請も行いましたが、それでもまだ資金不足の状況です。
そこで、今回初めてクラウドファンディングに挑戦しています。
皆様のご支援を賜れますと幸いです。
何卒、よろしくお願いいたします。